URBAN NEUTRAL代表 ミニマル・インテリアデザイナーのシンプルライフブログ


2017/08/16

築古マンションフルスケルトンリノベーション 大工工事のダメ箇所の再確認 壁のタチを確認する

P1150486

 

”壁のタチ” と言いまして、

床や天井に対して直角に壁が立ち上がっている

状態のことを言います。

 

 

ドア建具を取り付ける場所の袖壁は特に

垂直状態が大事になります。

 

 

今回は片引のアウトセット吊り戸と3枚引き込み戸を採用し、

しかも枠が見えない特殊な建具を採用しましたので

この ”タチ” が出ていないと

 

扉を閉めた時に、

上部と下部で隙間が変わってしまう

イヤ〜な仕上がりになってしまいます。

 

 

 

 

この枠の無いドア、実際には枠があるのですが、

漆喰などで枠まで塗ってしまうか、

あるいは壁紙クロスで枠まで巻いてしまうことで

枠自体が見えなくなります。

 

 

 

枠なしドア

※建材ダイジェストさんより写真を拝借させていただきました。

 

 

 

 

だから余計に ”タチ” が出ていないといけません。

 

  

 

左官屋さんの

漆喰の下地調整にタイミングで、

念のためドアの袖壁全てのタチの確認と

上吊りレールの高さ、袖壁の間隔サイズなど

確認したところ・・・

 

 

 

P1150488

 

写真ではわかりづらいかもしれませんが、

袖壁の一番上でレーザーの基準を当てると・・・

下の方が5ミリ飛び出ています。

 

わずかにこけていますね。

 

 

 

P1150477

 

こちらは洗面への入り口袖壁を

洗面の中から見ている写真。

 

 

袖壁の一番下をレーザーの基準にすると

上が7ミリほど飛び出ています。

 

 

 

1、2ミリやったら大丈夫なんですけど、

5〜7ミリは完全にアウトですね。

 

 

ということで、

Simple&Style、URBAN NEUTRAL基準では

この袖壁の傾き度合いは手直し決定です。

 

 

 

業者さんにもよりますが、

この辺あまり重要視しないというか、

知らんふりする職人さんや工務店さんもおりますので

やはりしっかり監理する人間のいる業者が安心かもしれません。

 

 

いない場合は、発注者自らがチェックをするつもりで

足繁く現場に通い、業者に言いくるめられない

スキルと知識を身に着けたいところですね。

 

 

ここの手直しが終われば、

いよいよ壁と天井の日本漆喰仕上げに進めます。

 

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