LESS IS MORE 世界のミニマル建築を訪ねて LAのミニマルmeetsラグジュアリー建築 The Glass Pavilion
ミニマル・インテリアデザイナーの宮﨑です
LESS IS MORE 庭屋一如
世界のミニマル建築を訪ねて
毎週月曜日は、私が大好きなミニマル建築や、
ミニマルなインテリアの実例を
世界中から集めてご紹介しております。
今週も・・・
『お金持ちって・・素敵やな〜♪
だってこんな素敵な建物を作って、
その素敵なライフスタイルを写真で紹介してくれるから』
なんて、思わず思ってしまった
ミニマルmeetsラグジュアリーな世界をご紹介いたします。
もはやミニマルは ラグジュアリー?
そんな感覚になってまいりました
まずはこのワンショットから
敷地は国立公園内ですか???
と思ってしまうくらい素敵な
森のなかに佇むミニマルハウス
ミニマルの世界を見続けると、
やはり偉大なあの人の存在が浮き彫りになります・・・
そう、その名は『ミース・ファン・デル・ローエ』
まさに ”ミニマルの父”
ミニマルの世界で、かのミース先生の
影響を受けないでデザインすることは
もはや不可能といっても過言ではないくらい
『ファンズ・ワース邸』は完成された作品です。
そして今回も
まさに ファンズ・ワース邸 に敬意を表すかのような作品
でもね・・・
時代は変わりました。
ミース先生の時代では不可能
あるいは、そんな発想があるのですか?
という斬新さが今の時代にはあるんです。
この建物・・・
平屋に見えますよね
でも良く見たら・・・
おや?
向かって右側に実はスロープがありました
実は2階建だったんです。
しかもこの建物スケールが か・な・り 大きい
ラグジュアリー度合いも は・ん・ぱ ありません。
ではでは、
そのラグジュアリーっぷりを
思う存分味わっちゃいましょう
まずは小手調に、お風呂場から・・・
はい、この段階で1ラウンドKO負けです
なんですかこの開放感・・・
こんな敷地ならもうカーテン類いらないです
裸見たけりゃ見やがれ・・・
こっちは景色を楽しんでるんだっ
・・・なんて気分にさせてくれる
素晴らしい開放感のバスルーム。
ちょっぴり寄りますよ
圧巻です。
この景色の前では
『人って小さいなっ』て感じちゃうかも
で、万が一
覗かれてしまった場合に
どんな感じかというと・・・
バスルーム 広っつ!
っていうかこれ、バスルーム?
ラグジュアリーには制限が無いようです・・・
ありがとうラグジュアリー
固定概念ぶっ壊してくれて
お次はマスターベッドルーム
はい 2ラウンドもTKO負け決定です
どうですかこの 庭屋一如っぷり
しかも・・・
LDKにさりげなくベッドも置いておきました
と勘違いしてしまうシチュエーション・・・
ありがとうラグジュアリー
既成概念をぶっ壊してくれて・・・
(←はい、今回2回目)
と、こんな感じで全てがラグジュアリー
そして庭屋一如・・・
まさに ”ミニマル meets ラグジュリー”
そして一番ぶっ飛んでいるのがこちら・・・
あれ・・・?
あれれ・・・?
高級クラッシックカーの展示場ですか?
オーナーさん半端ないセレブリティーですね
実はこのスペースが1F(B1F)でした。
こんな感じになっています
こやって見ると2F建ってことがよくわかります。
1Fのリビングも・・・
こんな感じの素晴らしさ・・・
ダイニングも・・・
こんな感じ・・・
で、この建物を設計したのがこのお方
ロスアンジェルスのビバリーヒルズを拠点に
ハイエンドな住まい専門の建築家として活動されています。
以前
”世界のハイスタイルインテリアを訪ねて”
という企画でご紹介した、
ウェディングドレスデザイナーの
ヴェラ・ウォンさんの ご自宅も
このお方の作品でした。
いや〜
すごい世界があるものですね
今週もごちそうさまでした♪
追伸:この住まい・・・
スティーブさんとファッションデザイナーの奥様
そして愛娘のご家族のご自宅でした(驚愕)
スティーブさんがセレブリティーだったんですね〜
しかも現在売りに出しているようです。
当初3500万ドルでリストされて、
現在1399万ドルで売りに出されています。
(換算すると42億円→16,8億円)
49,000ドル/月(588 万/月)で
長期リースもしているようです。
月600 万円弱の賃貸なんていう世界があるんですね・・・