シンプルインテリアレシピ 築23年のお部屋の シンプルミニマルコーディネート 現状分析2
ミニマル・インテリアデザイナーの宮﨑です。
さあ引き続き、築23年の普通のお部屋を
ホワイトを基調としたミニマルでシンプルなお部屋に
変えてしまうプロジェクトを続けていきましょう♪
と、その前に・・・
インテリアデザイナーや、
インテリアコーディネーターって
華やかな仕事というイメージをお持ちの方も
多いかもしれませんが・・・
先々週からの投稿写真や内容を見て
お気づきかもしれません・・・
一見華やかに見えるのは
完成したお部屋だけで、そのプロセスは・・・
ひたすら地味なモノだということ。
普段の作業は、現状分析であったり
解決策をひたすら考えることであったり
材料や、資料を集めたり
平面図を作成したり
プランをつくったりと・・・
地味ぃ〜な作業がひたすら続きます。
それでも楽しくお仕事できてしまうのは
目の前のお部屋が生まれ変わるであろう姿が
イメージの中にあって、
そのイメージに現状を近づけていく作業が
楽しくってしょうがないから♪
一人言で表現すればこんな感じ。
『はは〜 なるほど・・・
この部分を無くして
ここに照明持ってきて
この色無くして
ここにあれを配置したら
このお部屋もっともっと良くなるな。
んで、この収納の中を
こんな家具を使って
こういう風に配置して
使うものだけをしまっていけば・・・
お部屋はかなりすっきりするな♪
で最後にクライアント様のイメージに合わせて
こんな感じの家具をこう配置したら・・・
いい感じでお部屋の完成やん♪』
分かりにくいよっ!
なんて声が聞こえてきそうですが
こんな自分とのやり取りで生まれるのが
Simple&Styleなお部屋たちなのです。
さあ、先週の続きです。
で、結局入り口ドアと収納の折れ戸を
どうやってミニマルにするか?
前回までの候補は
1、ダイノックシートを貼る→ホワイトな感じ
2、ドア枠ごと新しい白いドアに交換
で見積もりを取ったところ・・・
パターン1もパターン2も
どっちも30万オーバーのお仕事ということで・・・
ハイ却下。
結論
1、入り口ドア→ドアのみ取っ払い
→ ドア枠をダイノックシート貼り(ホワイト)
2、収納折れ戸→ドアのみ取っ払い
→ 外せないドア枠のみダイノックシート貼り(ホワイト)
3、扉の代わりにフラットカーテンで間仕切る
はいこれで決定♪
これからの季節入り口ドアなしでOKと判断。
冬になったら対策考えます(カーテンはしますけど)
現状復帰も楽なのでドア自体は納戸にしまって
ドア枠だけシート貼って色をなくす。
あとはドレープの無いフラットカーテンで
入り口と収納を目隠しするだけ♪
※カーテンはこんなイメージ
カーテンレールに関しては
使い勝手踏まえて迷い中
さあ、一応これでコストも1/3♪
いいですね
さて、次に現状分析するのはこちら
床のフローリングと木製巾木(はばき)
巾木は壁紙の張り替えの際に
一緒に張り替えてしまうビニル巾木
に交換してしまいます。
掃除機でガンガン当たる部分ですから
高級品は不要です。
赤茶のフローリングは隠して色を無くします。
お約束のタイルカーペットの出番です。
ホワイトまで明るくせず、
グレー系アイボリーをセレクト。
汚れもホワイトに比べれば
ちょっとだけ目立ちにくくなります。
天井の周り縁と花柄の壁紙
周り縁はサクッと外してしまいます。
余計な色は排除です。
壁紙は今回オフホワイトを選んでみたいと思います。
色を少なくする代わりに表情あるタイプをセレクト
ショールームで見たこの感じリアルで素敵でした。
このデコボコ感まるで本物の塗り壁。
で最後は木目の窓枠・・・
これもドア枠と同じくシート貼りで
色をなくします。
さあ、これである程度シンプル化が見えてきました。
次回もう少しだけ現状分析して、
プラン作りに取り掛かっていきますよ♪