URBAN NEUTRAL代表 ミニマル・インテリアデザイナーのシンプルライフブログ


ミニマル・インテリアデザイナーのお仕事 子供の成長に合わせて家具を変えるその1

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ミニマル・インテリアデザイナーの宮﨑です
 
今週は私が手がけた
インテリアの実例を紹介しながら、

一見華やかに見える私のお仕事ですが、
実はとっても細やかな配慮と
地味な努力や工夫の積み上げで
なりたっている・・・

そんな本質的なところをご紹介できたらなぁ 
と思っています。

  
  

今回のケースは、
お子様の成長に合わせて模様替えを行ったケース。
   
  
  
 
 
神戸市にお住いのO様。2008年ご結婚を機に、
インテリアのトータルセレクトサービスを
お申し込みいただきまました。

最初のお打ち合わせの時にはすでに
お腹の中には赤ちゃんがいらっしゃいました。
  
  



ご主人様はお仕事で忙しく、
奥様は妊婦さん。
 
とても自分たちでインテリア家具を揃える
暇も体力もないとのことで、
LDKから寝室、玄関にいたるまで
インテリア家具をトータルで揃える
トータルコーディネートサービスを
ご利用いただきました。 
 
  
  
海外のインテリア雑誌に出てくるような
雰囲気で、シンプルでモダンなイメージを
ご希望されていましたので、
 
ホワイトを基調に黒に近いダークブラウン
を用いる、最も得意とするパターンでご提案。
  
 
その時の完成写真がこちら

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このコーディネートは
施主様のO様にもとても喜んでいただけました。
 
 
  



私のお仕事の特徴が、
施主様とはお部屋の完成後も
とても長いおつきあいになること。
 
お子様の成長や、ライフスタイルの変更などで
リピートがとても多いのです。

 
今回のO様も、当初1人だったお子様も
3人に増え・・・
 
子供にご飯を食べさせるだけでも大変とのこと。
 

 

なんとか使い勝手を良くして、
育児がしやすいように、自分の負担を少なくしたいと
模様替えのご相談をいただいたのです。

それが以下の2点・・・
 
 
 

1、ダイニングテーブルを円形にしたい
  しかも、低めのテーブルとチェアにしたい
 
2、子どもの遊び場と化してしまった和室を
  目が届きやすい子どもの勉強部屋にしたい
 

 




お子様が3人もいらしゃると、
長方形のダイニングテーブルでは
3人の子どものお世話やりにくいですよね・・・

しかもO様は小柄なので、
座高の高い椅子はとっても使いづらい・・・
 
だから低めのダイニングセットに
されたかったんですね。
 
 

 

デザイン的に気に入っていただけそうな
ラウンドテーブルはすぐに閃きました。
 
 
それがこれ



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別の現場で一度納品させていただいた、
モダンなデザインのダイニングテーブルです。
 
 
 
でもこのテーブル、外国製なので
高さが750mm近くあります。
 
しかも、メーカー廃盤・・・
 
 
 
一応このテーブルの写真をお見せしたところ、
やはりデザインは気に入ってくださりました。
 
でも、廃盤・・・
 
 
 
かといって他の代替商品はやはり気に入っていただけず、
これはもう探すしかありませんね。
  
 
 
 
 
そこで今回はこんな計画を立てて臨むことにしました。

1、中古品で程度の良いものが販売されていないかネットで探す
2、造作家具屋さんで脚のカット加工を行い高さ680mmに変更
3、表面のキズなどを補修し、テーブル全体を塗り直して新品のようにリフレッシュ
4、テーブルの高さに合わせて座面を低く加工したチェアを納品 

 
 
 
この4工程で新品同様に生まれ変わった
ダイニングセットを納品する計画にしたのです。


そうと決まればあとは実行するのみ。
PCにかじりつき、徹底的にテーブルを探します。
 
 
 
 

 
 
 
ラッキーなことに、
運良く中古品が市場に出回っていたので1は無事にクリアー。


問題は2番。
果たして脚を低くする加工ができるのか?

現物を造作家具やへ直送し、
脚の加工が可能かどうか調査。


テーブル内部の固定用金属の加工も目処がつき、
2も無事にクリヤー。

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写真は脚カット加工後のダイニングテーブル
 
 
 
ここまでくれば、あとは塗装のみ。

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USEDだと写真のように変なツヤ感が出ていて、
小傷や使用感が出てしまっていますね。

新品のように生まれ変わらすため、
テーブル全体を塗装し直します。






残すはダイニングチェア。
お子様は、まだまだ小さいので、
テーブルに合わせるダイニグチェアは
ビニルレザーのタイプをセレクト。

布生地の椅子張りだと、
食べこぼしですぐに汚れてしまいます。
ビニルレザーなら気にすることなく
使用できますので精神衛生上おすすめですね。
 

しかも価格も一脚1万円台とかなりリーズナブル。
このチェアを加工して、ダイニングテーブルに
合わせていきます。
 
脚をテーブルに合わせて短くカットし、
テーブルの色に合わせてブラックで
塗装し直しました。
 
 
 
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テーブルの形状が変われば、
ダイニングチェアの配置位置も変わります。

動線の邪魔にならないように
配置を決めると・・・

ペンダントライトの取り付け位置と
テーブルのセンターが合わない・・・
これはよくあるお話。


この問題はダクトレールの取り付けで
一発解決です。

レールの間であれば、好きな場所に
ペンダントライトが吊るせますし、
レストランのように
食事が美味しそうに見えるように
LEDのスポットライトも同時に取り付け可能です。 
 
こんなひと工夫で、
我が家が『お家CAFE』に大変身。
 
 
家事や育児を楽にするだけではなく
家事や育児をする『ママにこそおもてなしを』

そんな空間を常に意識しているんです。
 


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本当はもっともっと
たくさんの工夫が散りばめられているのですが
かなりマニアックなので今回はこの辺で。
 

次週は、『和室の部屋化』のご紹介。
配線のスッキリ化でも取り上げましたが
より詳しくご紹介させていただきます。

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