URBAN NEUTRAL代表 ミニマル・インテリアデザイナーのシンプルライフブログ


2017/03/15

ミニマルな生き方を目指すきっかけとなった出来事 その1

私たち家族が、 ミニマリストを目指すきっかけは、今から9年前に遡ります。

ちょうど私が妻と結婚するタイミング。 妻が一時期習っていた習い事の先生の所に、ふとアポなしで遊びに行った時の出来事です。

 

妻が、そこに行くと先生と、一人の老人が外でお茶を飲んでいました。

よく見ると、二人でお茶を飲んでいるのに、もう一つお茶が用意されていたそうなんです。

誰か来るのを待っているのかな? 妻がそんな事を思っていると、老人が一言・・・

 
「もうそろそろいらっしゃる頃と思っていましたよ」 「どうぞお座り下さい」

状況が良く飲み込めないながらも、言われるまま座ったそうです。 そのお茶は妻の為に用意されていたようなのです。 しかもいれたての熱々・・・

実はこの老人は、妻の習い事の先生のお師匠さんで、 この日、妻がアポなしにもかかわらず、ここに来る事をそのタイミングまで知っていたようなのです。

その老人は合気道の先生で、藤木さんという方でした。 アポなしで行っているのにもかかわらず、自分が来る事を知っていたという状況に、

驚きながらも、妻は自分の近況を報告したそうです。
 
結婚した事などを妻が報告すると・・・ おもむろに藤木さんが・・・

 

『あなたたち夫婦にアドバイスがあります。 新居には、髪の毛一本たりとも古いモノを持っていかないように してみてください』

『ゼロから新しい生活を2人で作り上げてみてください』

『二人がお互いの存在に感謝すれば、望む現実はおまけのようについてきます』

 
 
そんなアドバイスを貰ったそうなのです。

家に帰ってきた妻からこの話を聞いた私は、 まるでドラマのような不思議な展開に、

半信半疑ながらもこのアドバイスを実行しようと決意しました。

 

このアドバイスをもらった時、 私は都心から離れたコンクリート打放しのデザイナーズマンションに住んでいました。

生活家具もホワイトの著名なデザインのもので揃え、 結婚とはいっても何も買う必要はありませんでした。

ところが、

『髪の毛一本たりとも新しい生活には持っていっては行けない』
となると話は変わります。

引っ越すことは考えていましたが、荷物をゼロにすることは想定外でした。 しかし、結婚する前に実践していたことがとても役にたったのです。

 

結婚するわずか1年前にサラリーマンから独立した私は、 生活が厳しかった一時期をヤフーオークションで、 不要なモノを売りながら生活をしのいでいた事があります。

自分の持っている不要なモノ、 市場で売られているよりも安く売っているアイテムを探して転売する。 実家から不要なアイテムを送ってもらい販売するなど・・・ ヤフオクでモノを売る事が日常だった経験があったのです。

これはヤフオクを使わない手はない・・・ すべての所持品の中で販売出来るものは売って、売れないアイテムは手放そう。 1ヶ月かけて全てのものを手放しはじめました。

インテリア家具、照明器具、自動車、インテリア小物、楽器(バンドをしていたので、BASS、エフェクター等)家電製品、PC、プリンター、音響製品 etc・・・ 全部で80万円くらいになりました。

洋服は下着に至るまで、徐々に減らして引っ越しに望みました。

そして、独立して間なしにも関わらず、当時集客していたホームページを全て閉鎖しました。 仕事もゼロからのスタートです。

PCの中のデータも消去しました、携帯電話の番号も変えました。

『髪の毛一本たりとも古いものは持って行かない』

正直この条件はかなり厳しいものでしたが、なんとか実践することができました。 最小限のアイテムを用意して、新しいビジネスのサイトを作りました。

Simple&Styleという私の現在のビジネスも、この時に生まれたものです。

 

でも、その後待ち受ける現実は、正直とても大変なモノでした。 ゼロからのスタートですから1年以上仕事はありませんでした。 貯金で食いつなげましたが、お金も底をつきはじました。

人生で初めて融資を受けました。 なんとか持ちこたえることが出来ました。

 

でも、今思い起こせばあの時のアドバイスと決断がなければ、 ミニマリスト・インテリアコーディネーターという 今の生き方は出来ていなかったと思います。

『二人がお互いの存在に感謝すれば、

 
望む現実はおまけのようについてきます』
このアドバイスを忘れずに一歩ずつしっかり歩んで行きたいと思います。

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