URBAN NEUTRAL代表 ミニマル・インテリアデザイナーのシンプルライフブログ


持たない暮らし シンプルライフのお片付けノート  〜ノマドスタイルワークを目指す最終回〜 



面白いもので、人というのは何の問題もなければ現状維持を好みます。
事務所が不要になったからと言って、ノマドワークが出来る環境が整ったからといって、
余程の理由がない限り現状の生活を無意識で過ごそうとします。


そんな状態が半年ほど続きました。


昨年の10月にきっかけが訪れました。
そのきっかけとは・・・


・2月のブログでも紹介したように、私のこれまでのキャリア以上の仕事を受注したこと。
しかもそれはかつて夢みていた建築家に近い仕事内容であったにもかかわらず、
仕事を進めれば進めるほど溢れるばかりのタスクや問題や課題が発生し続けたこと。

・インテリアコーディネーターとして活動し始めて、
自然の流れで辿りついた現状の仕事を一生続けていくことに疑問を感じたこと

・その疑問の根本は、世界中を旅するように暮らすという家族の夢に対して、
この流れで仕事をこなし続けて辿り着くことが出来るのかという疑問。

・当たり前のように銀行や金融公庫のススメで融資を定期的に借り換えてきたが、
このまま融資を借り続けて良いのか疑問に思った。

・仕事が忙しくなればなるほどそれとは反比例で株式トレードの成績が悪くなったこと。



特に私の中で混乱してしまったのが、
建築家的な本格的なコーディネートの依頼が増えれば増えるほど株式トレードに集中出来ないことでした。
それだけでなく、生まれて始めてトレードで大きな損を確定しました。
これまで積み上げてきた利益の数倍を損失として出してしまいました。



そんな状況でも私が株式トレードにこだわる理由は、
家族の夢でもある ”世界中を暮らすように旅をする” ことを実現したいからです。


株式トレードはネット環境さえ整えば、世界中のどこにいても取引が可能です。
しかも自分一人で全てが完結します。
人を雇う必要もありません。
秘書を雇う必要もありません。


私のように組織を作ることが苦手な人間には持ってこいのビジネスです。



一方で私が今本業で行っているインテリアコーディネートビジネスは私が日本にいないと成り立ちません。
しかも残念ながら行列の出来る流行のビジネスでもありませんし、
活動拠点の範囲に縛られてしまうビジネスモデルでもあります。


ビジネスとトレード、はたまた自分達の夢・・・どう折り合いをつければよいのか?


そこで私は師匠に相談をしました。
現状のビジネスに対する疑問、株式投資との両立、何でも良いのでヒントをもらおうと相談しました。




師匠からのアドバイスは・・・

1,流れを一旦ストップする
事実上のキャパオーバーとなり、オーバーフロー状態なのでしょう。
それは溺れているのも同然です。
その中でどうにかもがき、水をたっぷり飲み逆流の中、投資家という岸が見えている。
更に焦り力が入りどうにもいかない・・・

まずこの激流を一旦ストップさせます。ダムの放水のようになだれ込むそのダムを止めます。
インテリアのトータルコーディネートのみ新規申し込みを一切ストップさせるのです。


2,根本的に考える
会社を存続させること、
日々の生活のために収入を得るということばかりに気を取られ、
その恐怖から逃げるから目先に走りやすくなるのです。
痛みを和らげる為に痛み止めを使うという小手先を辞めて、
痛みに向き合い必要であれば根本治療のオペに取り組むタイミングなのです。


3,あなたの中に既に答えを知っている
あなたはどうなっていきたいのですか?どういきたいのですか?
あなたは会社をどうしたのですか?会社とあなたにとって最良の関わり方とはどういったものですか?

あなたの中にしか答えはないのです。


4,痛みを受け入れる覚悟不足
何故今の仕事を辞められないのか?
それは好きな事だからという理由もあるでしょう。
将来のベースとなる住まいづくりにも役立つビジネスだかということもあるでしょう。

でも本当の理由は生活費を稼ぐこと、借り入れの返済をする為というのが本音ではないでしょうか?

ここで痛みを伴います。強烈に痛い。
今あなたに必要なことがこの痛みと向き合う覚悟です。

日々の生活と毎月の借り入れ返済のために仕事を続けるから投資に集中できない。

のではありませんよ~!!!

 

投資家、これだけでやっていく覚悟がないから日々の生活費と毎月の借入返済のせいにしてとりあえずの仕事を続けている。だけの話です。

痛みを受け入れますか?
すべてをリセットし、貧乏を味わい昼夜問わず動きまわり、周りに頭を下げ、無様で出来ない自分と対峙しますか?

それともなんとなく借り入れだけが膨らみコーディネート業をこなし、オシャレ風な今の生活を続けますか?


5,投資家としての覚悟不足
“投資を集中する“ を覚悟するとネガティブなあれこれは山のようについてきます。
毎月の支払い、生活費、今のおしゃれライフの創出、車を手放しお洒落なデザイナーズマンションには住めない。

 会社を手放し、今までのつながりに頭を下げ、周りからは気が違った?
とばかりに中傷され、指を刺されるでしょう。

一流の投資家としての素地が身につくまでは、パートナーの支援はおろか、
少しでもつながりを素地を作りたいあなたの子供は公立の保育園でトップダウンが関の山。
皆と同じに育てられ、モンテッソーリの実践なんてあったものじゃない。
親に頭を下げ、周りに頭を下げ出来損ないとののしられるかもしれない。

それでも一流の投資家を目指しますか? ということ。

真の投資家は自由です。唯一自由な生き方を選択できるとも言えます。
と同時にキラキラとした光には、山のような沼のような泥のような影が存在します。



6,家族全員の自己実現が相互に作用する解を導く
どうすれば最良の形で投資家になるべく集中できるのか? 
具体的に考えてみて下さい。

自己実現、即ち投資を日々磨くことが妻であるパートナーの自己実現を加速させる。
つまり2人の自己実現が相互に作用する解を求めてください。

投資に集中すればするほど創作に集中でき、投資が成功すればするほどパートナーの創作が成功していく。
ココを目指してみるのです。



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実に耳に痛い内容です・・・
このブログで紹介するかどうかも正直迷いました。

しかしこのアドバイスでやっと痛みに向かう覚悟が生まれました。
新しい光を得たい・・・、でも陰は受け入れたくない。
そんな自分の現状を客観的に見ることとなりました。


いつかノマドになれたら・・・
最初はそんな漠然とした想いだけでした。

我が子が生まれたことで自分達の生き方を見直し始めました。
事務所のクリアリングもその一環でした。

でも結果的にその一歩が、人生を根本的に見直す為の今に繋がったのだと思います。
師匠のアドバイスでやっと本気に自分の人生に向き合う決意が生まれた瞬間でした。



師匠からのアドバイスを受けて早速妻と話し合いました。
そして2013年の12月までには手放せるものを全て手放して引っ越すことを決めたのです。


大好きだった車も手放しました。

大好きだった当時のスピーカーも手放しました(今はさらにシンプルなスピーカーを手にしています

デザイナーズマンションでのおしゃれ風な暮らしも手放しました

結果トレードの集中できる時間も増えていきました。
しかし同時に株式トレードに集中すればするほど損失も膨らみました。

そしてそれは仕事が忙しいから投資の成績が悪かった訳ではないという証明でもありました。

トレードだけで生計を立てるには真のスキルとマインドが必要だという事を、
痛みが伴うことで腹で理解することが出来ました。
そしてトレーダーとして生きる闇と陰を受け入れる覚悟をしました。

メインの仕事であったトータルインテリアコーディネートサービスも手放しました。



自分の人生の棚卸しを記録する。不要なモノを手放していく。
そんなステップをいつでも見直せるようにしたくてこのブログで発信することにしたのです。


ある意味決意を公にすることで背水の陣を取る・・・そんな意味合いもあります。
自分達の経験が誰かの役にも立てるかもしれないとも思っています。

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