持たない暮らし シンプルライフのお片付けノート 〜ノマドスタイルワークを目指すPart1〜
トータルでインテリアコーディネートする為には、
多くのメーカーのカタログを取り寄せて
大好きな一流の海外デコレーターの洋書を買ったり・・・
サイトで実例を研究したり・・・
労力も勿論ですがどうしても資料が増えてしまうのです。
とは言うものの、シンプルライフを実践し提唱する者のひとりとしては、
事務所とは言えなるべくモノを減らしたい想いもあります。
そう遠くない未来には ”暮らすように旅をする” という
家族での目標も実現したい・・・
仕事で車が必要でも、旅するように暮らすには足枷となる・・・
仕事でオフィスが必要でも、旅するように暮らすには足枷となる・・・
仕事で必要なたくさんの資料やサンプル、
インテリアの展示も、旅するように暮らすには足枷になる・・・
つまり、
自分が実現したい一つの目標がある
(世界を暮らすように旅をする)
でも自分の大切にしている仕事の一面が
その目標の足を引っ張ってしまう・・・ということ。
こんなジレンマが常にありました。
そうは言っても決断し実行しない限り夢は夢のまま。
何かしらの決意とアクションが必要になります。
そこで、ノマドライフを目指す為に今できる
最良のシンプルライフを実践していこうと行動に移し始めました。
オフィスや限られた場所でしか
仕事が出来ないようではノマドなんて夢のまた夢・・・
つまり今流行りのノマドワークは絶対条件になります。
そこで、今できる範囲で
なるべくモノを手放す工夫を開始しました。
今回ご紹介するのがその第一段階のケースです。
STEP1 :カタログ類を見直す
まずは膨大な数のカタログ類からとりかかりました。
第一段階では、カタログ冊子をカッターで切り取り、
自分のインテリアテイストに合うもののみをファイリングしました。
カーテンのサンプル帳も
必要なサンプルページのみを残し、
その他は処分しました。
この作業はかなりの時間を要しましたが、
オフィス写真で2列になっている棚が半分の1列で済むようになりました。
STEP2 :情報機器を見直す
ビジネスをする上で必要なのが専用電話回線です。
FAX回線もそうですね。
インターネット回線もそうです。
どこにいても仕事が出来るようにする為に何かよい方法がないものか?
色々調べてみると良いサービスがあることが分かりました。
その1:Wimax
光回線やADSLは当たりまですが
オフィスで契約した場合はそこでしか利用できません。
ところがWimaxはほぼ日本の全域
(都心中心ではあります)で高速回線が利用できます。
このWimaxをオフィスのネット回線の親機としました。
オフィス以外でもWimaxを持参すればネットが可能になります。
これで場所に縛られなくなりました。
写真のようにクレードルという
充電ホルダー兼LANケーブルの差し込み口があると、
そこから社内の専用ネットワークが作れるので便利です。
その2:E-FAX
FAXを使うには固定電話の回線が必要になりますし、
しかもオフィスでしかFAXのやりとりが出来ません。
これでは不自由なままです。
ところが最近では主要な都道府県のFAX番号を持ちながら、
FAX機器も不要でiPhoneやPCなどから
FAXできる素晴らしいサービスが出始めています。
それがE-FAXです。
このサービスを使うことで、
どこにいようが手元にiPhoneやネット接続されたPCさえあれば
FAXの送受信が可能になります。
このサービスのお陰で取引業者間との
FAXがどの場所にいようと可能となりました。
事務所との足枷が一つ無くなった訳です。
その3:電話回線
オフィスの電話もビジネスをする上では必須になります。
仮にメールでのやりとりが基本のだとしても、
サポート体制や業者とのやりとりなどでは
やはり固定回線があったほうが安心感もあります。
そこで考えたのがIP電話です。
これは光電話に代表されるインターネットを使用した電話回線なのですが、
現在ではスマートフォンでこのIP電話が使用できるようになりました。
いわゆる050の番号です。
このことで電話回線が不要になりました。
しかも基本料も通話料も安いので
携帯電話だけで通話するよりもはるかにコストダウンが可能です。
通話品質も携帯回線よりもクリアーなのも特徴です。
私はNTTの050PLUSとフージョンコミュニケーションズの
SmartalkをiPhoneに入れて使用しています。
これでどこにいようとスマートフォンさえあれば
会社として使用する電話に出ることが可能になります。
その4:Apple社の製品で統一する
私はPCも携帯もタブレットも無線LANも
全てAppleの製品を使用しています。
一部Windows でしか動かないPCソフトも仕事で使用しているために
Macbook AirでWindowsが使えるように
Parallelsというソフトも併用しています。
Apple製品に統一することでメリットがあるのが、
iCloudというサービスで連携した自動同期システムです。
PCで製作したプレゼンソフトが自動的にiPhoneにも同期されますので、
どの端末からでも最新の状態に保たれます。
これはとても便利な機能で、
外出先で急遽PCで作っていた資料を業者さんや
クライアント様にFAXを入れなければいけない
という時などに真価が発揮されます。
iPhoneと先に紹介したefaxのサービスの連携で、
たとえその場にPCがなくても
iPhone だけで最新の状態の資料がFAX出来てしまいます。
もちろんiPhoneで資料の作成も可能ですので
いざという時ほど真価を発揮します。
Apple社のPCに標準装備のnumbers、
keynoteというソフト
(いわゆるマイクロソフトで言うところのエクセル、パワーポイント)
を使用して作成した資料がこちら。
マンション内装デザイン資料の
トイレ部分をピックアップしてみました。
トイレの立面図はnumbersで作成(エクセル)
使いようではここまで出来てしまうんです。
便利な時代です。
もちろんこの資料はiPhoneからも編集も可能で、
修正した状態が全ての端末に自動で反映されます。
PDFにも変換できるのでiPhoneからFAXも可能です。
PCのデータや状態が常に自動バックアップされており、
万が一の時のデータ復旧も安心です。
今回のその1〜その4の見直しで、
事務所にいなくても仕事がしやすくなりました。
むしろオフィス無しでも機能出来るようになりました。
次回はPart2さらなるクリアリングをご紹介したいと思います。